抄録
動脈硬化とリポ蛋白異常は深い関連を有し,とりわけ TG rich リポ蛋白由来のレムナントリポ蛋白は重要な役割をしていると考えられている。今回はドック受診者の中でも比較的,頻度の高い耐糖能異常(IGT),脂肪肝等を有する受診者に対して Remnant Like Particles(RLP)を測定し検討をくわえた。
RLP(ch)はIGT,脂肪肝共に40代及び50代のいずれの年代でも対照群よりも高値を示し,かつ陽性率も高いこと,またいずれの年代においてもIGT,脂肪肝共に対照群に比し,BMIが高いことから肥満とRLP(ch)との関連も無視できないものと考えられた。