理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
右頭頂葉に対する経頭蓋直流電流刺激が立位姿勢調節に及ぼす影響
岡 真一郎池田 拓郎後藤 和彦近藤 遥奈吉田 誠也光武 翼後藤 純信
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 33 巻 2 号 p. 357-360

詳細
抄録
〔目的〕右頭頂葉に対する経頭蓋直流電流刺激(tDCS)が立位の姿勢調節に与える影響を検討した.〔対象と方法〕右利きの健常若年成人10名.tDCS Cathodal刺激あるいはSham刺激は,右頭頂葉に陰極,左前頭部に陽極を設置し,1.5 mAで15分刺激した.重心動揺検査は,静止立位および頭部回旋立位を開閉眼で測定した.〔結果〕tDCS前後の比較では,静止立位開眼時の総軌跡長が71.4(33.1)cmから79.7(67.4)cmおよびY方向実効値が0.5(0.1)cmから0.7(0.2)cmに増加した.一方,頭部回旋立位では開閉眼の条件で有意差がなかった.〔結語〕右頭頂葉は,立位姿勢調節時の視空間情報処理に寄与することが示唆された.
著者関連情報
© 2018 by the Society of Physical Therapy Science
前の記事 次の記事
feedback
Top