日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
切除不能進行胃癌に対するニボルマブ療法1コース後に重症間質性肺炎を発症した1例
島田 清太郎安藤 孝将横田 朋学作村 美穂吉田 啓紀南條 宗八三原 弘梶浦 新也藤浪 斗安田 一朗
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2019 年 116 巻 2 号 p. 153-160

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抄録

症例は66歳男性.進行胃癌に対してニボルマブ療法を開始後14日目に発熱と呼吸困難を自覚し,胸部CT検査で浸潤影主体の多発病変と周囲のすりガラス影を認めた.各種検査および経過から,ニボルマブによる器質化類似パターンの間質性肺炎と診断した.ステロイドパルス療法で軽快したが,ステロイド減量中に2度肺炎が増悪した.胃癌にニボルマブ投与後早期から発症した重篤な間質性肺炎はまれであり,報告した.

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© 2019 (一財) 日本消化器病学会
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