日本消化器病学会雑誌
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今月のテーマ(総説):炎症性腸疾患の新規治療
ウステキヌマブによるクローン病の治療―有効性と安全性からみた位置付け―
石原 俊治川島 耕作木下 芳一
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2019 年 116 巻 3 号 p. 216-223

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抄録

ウステキヌマブ(UST)はIL-12/23経路を抑制する抗炎症性の生物学的製剤である.クローン病(CD)においては,UNITI試験において本剤による寛解導入と寛解維持効果が確認され,現在本邦でも使用可能となっている.現時点では,抗TNFα抗体製剤に対する一次・二次無効症例あるいは不耐症例への使用が基本となるが,CD治療におけるUSTの位置付けについては,さらなるreal-world dataの集積と解析が必要である.

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© 2019 (一財) 日本消化器病学会
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