新潟県立新発田病院内科
新潟県立新発田病院病理科
2023 年 120 巻 10 号 p. 852-857
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症例は73歳男性.直腸癌術後再発に対しXELOX施行後,血小板減少の遷延を認め,化学療法を中断し当科へ紹介となった.骨髄検査で未熟巨核球とPA-IgGの上昇を認め,ITPと診断した.PSLにより血小板数は回復したが,直腸癌に対する化学療法の再開による血小板減少を考慮しエルトロンボパグを導入した.経時的にPA-IgGは低下し,血小板の減少なくFOLFIRIの継続が可能であり,直腸癌は完全奏効を得た.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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