Neurologia medico-chirurgica
Online ISSN : 1349-8029
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ISSN-L : 0470-8105
Chromosome 22q Allelic Losses at Microsatellite Loci in Human Astrocytic Tumors
A. K. M. Ghulam MUHAMMADToshiki YOSHIMINEMotohiko MARUNOKoji TOKIYOSHIOsamu TAKEMOTOToru HAYAKAWA
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1997 年 37 巻 8 号 p. 606-611

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抄録
星細胞腫系腫瘍における第22番染色体上の共通欠失部位およびloss of heterozygosity(LOH)と生存期間との関連につき検討した。対象は星細胞腫3例、退形成星細胞腫5例、そして膠芽腫11例の合計19例である。第22番染色体長腕に位置する5種類のmicrosatellite lociを用いてPCRを行った結果、14例(74%)で何らかのLOHがみられ、その頻度はいずれの組織型でもほぼ同様であった。また、D22S300(q12.1-13.1)の欠失が膠芽腫の80%で認められたが、LOHの頻度と生存期間との関連は見出すことができなかった。以上より、星細胞腫系腫瘍における第22番染色体の異常は高頻度にみられ、22q12.1-13.1領域に共通欠失部位が存在することが示唆された。
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© The Japan Neurosurgical Society
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