高砂香料工業株式会社
南海果工株式会社
1959 年 6 巻 2 号 p. 37-40
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成熟した夏柑果汁成分を,上下半果および着果の方向に分けて分析したところ,つぎのような結果を得た。下半部は上半部にくらべて,搾汁率,Brix,ビタミンC,ホルモール-Nおよび熟度は,いずれも高く,したがつて果汁成分は濃厚である。また,南の方向に着果した果実では,他の3方向のものにくらべて,酸度が高く,熟度が低い。他の成分についての方向の差違は,あまり明らかでなかつた。
日本食品科学工学会誌
日本食品工業学会誌
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