日本食品工業学会誌
Print ISSN : 0029-0394
千歳飴の曲りについて
酒井 達郎川合 弘志
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1966 年 13 巻 9 号 p. 385-387

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抄録

(1) 本実験は千歳飴の曲り防止のため行なったもので,製造後どのような保管温度に置かれても粘度が1010Poise以上あれば曲りは防止できる。
(2) 濃縮温度140℃と145°~150℃では飴内部の結合状態が異なり,140℃の場合は145℃に比較すれば非常に曲りやすい。
(3) 濃縮温度140°~150℃における見掛け活性化エネルギーは測定温度領域25°~40℃で85.4~63.2kcal/molである。

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© 社団法人 日本食品科学工学会
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