Tbit/inch2 級の高記録密度を有する大容量ストレージの実現には,光の回折限界や磁性体の熱揺らぎ(超常磁性限界)という,現状の伝搬光や磁気だけの技術の伸長では解決できないと考えられている課題を克服することが必要である.そのためには,光の回折限界を超える数十nm径の近接場光による磁気媒体へのハイブリッド記録が有望である.ここでは,入射伝搬光からの光利用効率が飛躍的に高くなるように新たに開発したプラズモン共鳴型近接場光プローブ「ナノビーク」を紹介し,これを搭載した記録ヘッドを用いたCo/Pd多層膜磁性ドット・ナノパターン媒体への近接場光・磁気ハイブリッド記録について解説する.