2014 年 83 巻 7 号 p. 580-582
ヒトの嚥下動作を測定するために,喉頭運動,嚥下音,舌骨上筋群筋電図を同時測定するシステムを開発した.喉頭運動は,圧力センサ列を前頸部に圧着することにより測定した.その後,反射型フォトセンサで前頸部形状を測定する装置を開発し,喉頭運動を連続かつ非接触で測定できるようになった.これらの装置を用いて,おかゆ,ビール,錠剤の嚥下動作を分析した.その結果から,食物の物性,味,形が嚥下動作に影響を与えることを検証し,嚥下の動作分析から食品嚥下時のヒトの生理反応を評価できることを示した.