応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
研究紹介
酸化物半導体を用いた高効率太陽電池
南 内嗣宮田 俊弘
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2017 年 86 巻 8 号 p. 677-679

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抄録

酸化物半導体を使用する高効率亜酸化銅(Cu2O)系太陽電池に関する研究開発の現状を紹介する.古くからよく知られた半導体であるCu2Oは,原材料が地殻埋蔵量の豊富な銅であり,安価で毒性がなく環境に優しい材料である.n形Cu2Oの作製が困難という問題はあるが,多結晶p形Cu2Oを活性層として用いるヘテロ接合酸化物半導体太陽電池において,得られる光起電力特性が近年飛躍的に改善されている.最近,多結晶p形Cu2O薄板(シート)上にn形Zn1-x-Gex-O多元酸化物薄膜(窓層)を形成して作製したヘテロ接合太陽電池において,8%を超える高いエネルギー変換効率が達成されている.

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© 2017 公益社団法人応用物理学会
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