日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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水ガラスを出発原料に用いたシリカ粒子の生成機構
大田 雅壽大槻 竜也中村 高遠高見 実智己
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p. 103

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抄録
本研究では、安価な水ガラスを出発原料に用い、微粒子シリカを単なる中和反応で合成するために、シリカコロイド粒子の生成機構について検討した。所定濃度の水ガラス水溶液を、濃度の異なる酸塩水溶液中に1ml/min-1の速度で滴下し、シリカコロイド粒子を生成し、各塩酸濃度における、透過率の水ガラス滴下量依存性について調べた結果(Fig.1)、コロイド粒子の生成には3段階の過程があり、それらの傾きは濃度が高くなるにつれて大きくなることが分かった。また、第2段階の傾きは、第1段階に比べて緩やかになった。その後、透過率は急激に低下した(第3段階)。これらの結果から、コロイド粒子の生成機構について考察した。本研究は科学技術研究費補助金(基盤研究(A)No.12355030)の助成を受けて行われたものである。
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©  日本セラミックス協会 2002
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