抄録
Sn-Ta-O系のパイロクロア相を前駆体として酸素中、673Kで酸化すると陽イオンが規則配列した蛍石関連構造の相が出現した。陽イオンが規則配列した蛍石関連構造の相は酸素中、1073Kでアニールすると陽イオンが規則配列したα-PbO2関連構造の相に相転移した。前駆体パイロクロア相と2種類の新規な相の組成と陽イオンの酸化状態をTG 分析、ICP発光分析と119Sn Mossbauerスペクトルによって決定した。これらの新規な相について、粉末XRDによるリートベルト解析を行い結晶構造を解析した。IRとRamanスペクトルから局所構造について検討した。