抄録
炭酸カルシウム粒子を芯材としてゾルゲル反応によりその周囲にシリカを析出させ酸処理によって炭酸カルシウムを除去することによりシリカ中空粒子を得た。従来この反応ではアンモニアが触媒として用いられるが、有毒性、臭気を考慮し炭酸ナトリウムを触媒として検討した。炭酸ナトリウムを用いた場合にもアンモニアの場合と同様に中空粒子が得られた。炭酸ナトリウム触媒を用いて得られる粒子はアンモニアのものと比べて薄い殻が得られる一方その厚みにむらが見られた。EDSによる元素分析の結果触媒に含まれるナトリウムイオンは洗浄によって除去されていることがわかった。