日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3A18
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アルカリニオブ酸系鉛フリー圧電セラミックスの導電現象と組成依存性
*松堂 人士柿本 健一籠宮 功
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抄録
アルカリニオブ酸系圧電材料は、比較的高い圧電性およびキュリー温度を有する環境低負荷な鉛フリー素材として研究開発が活発化している。しかし主成分のアルカリ元素は焼成時に揮散しやすく、得られるセラミックスは組成変動を生じやすい。そのため電気絶縁性が乏しく、圧電諸特性が不安定となる問題がある。そこで本研究では、交流インピーダンス法を用いてアルカリニオブ酸セラミックスのインピーダンスの温度依存性を測定し、その導電メカニズムを調べた。
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©  日本セラミックス協会 2009
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