日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 1P045
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アパタイトシートの自己組織化によるエナメル質の再生
*本津 茂樹加藤 暢宏山本 衛丸山 敏朗松田 太陽西川 博昭楠 正暢速水 尚吉川 一志山本 一世
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抄録
可撓性のハイドロキシアパタイト(HAp)シートを用いたエナメル質の再生を試みた。抜去ヒト歯を歯根歯冠境界部で切断して、露出したエナメル質を耐水研磨紙で研磨し、その上にリン酸カルシウム水溶液を用いてHApシートを貼付した。その後、人工唾液を1日1回塗布し、試料とした。HApシートを貼付して10分間乾燥させたのち、X線回折(XRD)パターンを順次測定するとともに、貼付後21日目におけるシートのエナメル質表面に対する固着応力を、3 mmφの引張り冶具を用いた引張り試験により評価した。XRDパターンより、約1週間程度でHApシートとエナメル質が一体化したことが示唆された。また、21日後の引張り試験では、3.4 MPaでシートに接着剤で固定していた治具がシートから剥がれたため、エナメル質上のシートの固着強度は3.4 MPa以上であることが明らかになった。
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©  日本セラミックス協会 2011
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