抄録
高速のデータ通信や安定した通信サービスを享受する必要がある高度情報化社会において、マイクロ波デバイスはより幅広い周波数帯で動作することが要求されている。一般に材料の共振周波数は誘電率または透磁率の値で決まる。本研究では、外部磁場による誘電率制御に電気磁気効果を利用し、共振周波数を制御することを目的としている。その候補材料としてCoFe2O4-BaTiO3積層体をドクターブレード法によって合成した。各層内での剥離および欠損は確認されず、CoFe2O4-BaTiO3界面においても反応が生じていないことが推察され、良好な密着性を有する積層体が得られた。