抄録
酸化チタンは、従来白色顔料として、塗料、絵の具、釉薬、繊維、プラスチック製品、食品や化粧品の着色料としても広幅に利用されているが、近年は光触媒、ナノエレクトロンデバイス、センサー、太陽電池などの機能材料として注目されている。一方、炭素ナノチューブは電気的、物理的な特性が優れて様々なデバイス分野で多く研究されている。その炭素ナノチューブを実用化するためには電気伝導度を向上する必要がある。その方法としてホウ素(B)及び窒素(N)等をドーピングすることでその電気的特性を変化する。それで、本研究には炭素ナノチューブと酸化チタンの特性を制御することと共に二つの物質の複合体構造を製造し、その特性を評価する。