日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P159
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パルス細線放電法による有機物被覆Zr超微粒子の作製
*折川 拓也小石 哲也石原 知中山 忠親鈴木 常生末松 久幸新原 晧一
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抄録
Zr は耐食性に優れ、原子炉材料や耐食性容器等として用いられる金属である。この微粒子は、粉末冶金、触媒などの原料として期待されているが、自然発火性のために作製された報告はない。パルス細線放電(PWD)法は、他の気相法より 1~2 ケタ高いエネルギー変換効率を有し、卑金属超微粒子を作製可能な方法である。また、有機物蒸気/霧中で超微粒子作製を行うことにより、有機物被覆処理が容易に行える特徴を有する。 このような特徴を有するPWD 法を用い、Zr の金属細線を使用してZr の超微粒子の作製を行った結果、PWD法によりZr を主相とする有機物被覆超微粒子を作製することに成功した。
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©  日本セラミックス協会 2012
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