日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P184S
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原子配列制御によるSi-OH-Alブレンステッド酸点の高濃度合成
*水野 伸寛大幸 裕介嶺重 温矢澤 哲夫
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抄録
シリカ/アルミナ複合酸化物は、SiO4四面体ユニットのSi4+の一部がAl3+に同形置換し、電荷補償のために導入されるH+によってSi-OH-Al結合することにより高酸性度を示す。そのためSi-OH-Al水酸基を高濃度に有するシリカ/アルミナ複合酸化物は高プロトン伝導性を示すと考えられる。Si-OH-Al水酸基を高濃度に分散させるためには酸素を介してSiとAl原子を交互に配列する必要があり、本研究では酸と塩基が1:1で反応する酸・塩基反応に注目し、Si-O(H)-Alの原子配列制御を試みた。
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©  日本セラミックス協会 2012
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