Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
シアノアクリレートを用いた硬化療法が有効であった巨木型食道静脈瘤の1例
今井 幸紀伊東 洋安藤 さつき菅原 通子中尾 将光頼 文恵藤盛 健二柿沼 徹新井 晋石川 恵子稲生 実枝持田 智太田 慎一
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2006 年 69 巻 2 号 p. 52-53

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抄録
 症例は64歳,C型肝硬変の女性。巨木型食道静脈瘤からの出血を認め,出血部位にEVL施行。大きなLg-cもあり,その後EOによるEISを計画したが,EVISでは静脈瘤は造影されずEISは施行できなかった。そこでLg-cと食道静脈瘤の治療を行うことを目的にシアノアクリレート(CA)を注入した。その後EOを注入し供血路まで塞栓した。4カ月後食道静脈瘤は器質化し,Lg-cは消失した。EOによるEISが困難な,血流量の多い食道静脈瘤に対してCAを用いた硬化療法が有効であった症例を経験した。
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© 2006 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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