北海道札幌旭丘高等学校
1980 年 28 巻 2 号 p. 81-83
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MOS入力型オペアンプを用いた超高入力抵抗電圧計は,静電気実験に非常に重宝なものであるが,その鋭敏さゆえにかえって摩擦電気など高電圧の実験には不向きである.その場合,入力の正負端子間に高抵抗を接続すれば,計器を損傷する心配もなく,帯電体の正負を迅速に判定することができる.このとき電圧計の針の振れる様子は,磁石とコイルの電磁誘導によく似ている.これは,静電誘導の過渡現象によるものである.
日本物理教育学会誌
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