茨城大学大学院理工学研究科
2005 年 53 巻 3 号 p. 213-218
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運動量保存は,力学的エネルギー保存と並んで,自然を探求する上で極めて重要な役割を果たす法則である。大学入試問題で頻出されるのも,その重要性からであろう。そこで,運動量の学習の導入の段階で,直衝突において運動量が保存することを演示実験で示し,運動量の重要性を生徒に納得させる授業を考えた。授業は,問題提起と実験を組み合わせて展開するものとし,また,実験が効率よく行え,訴求力のあるものとなるよう,台車搭載型の速度計をワンチップマイコンを用いて開発した。
日本物理教育学会誌
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