実践政策学
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戎橋筋商店街における店舗構成の変遷に関する研究
藤田 佳太嘉名 光市高木 悠里
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2026 年 12 巻 1 号 p. 15-27

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抄録
近年、都心部における商店街では、チェーン店の増加等による商業空間の均質化・無個性化が課題となっている。商店街の個性を形成する重要な要素として店舗構成が挙げられるが、その構成は時代背景や周辺環境、地元組織の取り組みによって変化してきたと考えられる。従って、その変遷を明らかにし将来像を検討することは重要である。大阪市都心部・難波に位置する戎橋筋商店街は、大阪市都心部・難波に位置し、古くから栄えた商店街で、近年では観光客の増加やチェーン店の進出等の様々な変化がみられる。これまで、商店街の個性を守るために組織体制の充実、商店街の業種に関するルールや計画の策定等に取り組んできた。本研究は、戎橋筋商店街における店舗構成の変遷を明らかにすることを目的とする。結果として、戎橋筋商店街の周辺環境としては、交通基盤整備や商業施設の開業などの大きな変化が起きていた。そのなかで商店街店舗は激しく入れ替わりながらも、「衣料品」「飲食料品」「飲食」を中心とする業種構成を維持してきた。その背景には、建築協定やまちづくり構想といった制度的担保に加え、家主部会などの組織によって関係者間の連携が機能してきた点があると考えられる。一方で、これまで考慮されていなかった業種の増加が見られ、今後はルールの見直しが必要であると考えられる。
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