実践政策学
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公共調達制度適正化についての一考察
欧米諸国の制度との比較・考察を踏まえて
藤井 聡宮川 愛由
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2016 年 2 巻 1 号 p. 97-106

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抄録
自然災害に見舞われるリスクが高い我が国において、社会資本整備のみならず、防災及び経済発展の担い手として、土木建設業が非常に重要な役割を果たしてきた。しかしながら、近年、公共工事の入札市場では、闇雲な低入札(ダンピング)の発生をはじめとした様々な弊害により、建設業界全体が厳しい状況を迎え、その影響により社会全体が甚大な不利益を被ることが危惧されている。このような背景のもと、本研究では、我が国の公共調達制度適正化に資する知見を得ることを目的として、欧米諸国の公共調達制度のレビューし、建設工事生産システム全体のあるべき姿について総合的に勘案し、わが国の公共調達における今後の制度設計について提言することを試みる。
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© 2016 実践政策学エディトリアルボード
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