抄録
顔認証は, 生体認証技術の一つとして広く認知され, 様々な場面で実用化されている. ただ, 人の顔は日々変化していくものであることに加え, 表情の変化や顔の向きに左右されるなど, まだ技術的に難しいことも多い. また, 顔認証は精度と速度の両立が課題になっているが, 非力なデバイスでは複雑な計算をこなすことができず, 実装が困難である. 本研究では, 顔認証アルゴリズムを現在注目を集めている IoT デバイスにあわせてシンプル化し, その上である程度の顔認証精度と高速な動作が両立可能であることを示す.