産業応用工学会全国大会講演論文集
Online ISSN : 2424-211X
2019
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遺伝的アルゴリズムを用いた民泊施設における宿泊客受け入れ態勢構築の試み
*和久屋 寛*中村 飛清*伊藤 秀昭*三島 伸雄
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 35-36

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抄録
我々が研究対象地区としている鹿島市肥前浜宿では、ここ数年間で観光客が急増しており、近隣に飲食店や宿泊施設の少ないことが指摘されている。そのようなとき、民泊新法の成立を受けて、地区内の古民家を宿泊施設として活用する構想が浮上した。一般に、古民家は規模が小さく、多くの宿泊客を受け入れられないことが問題点として挙げられる。そこで、これを克服するため、宿泊施設の部屋、食事場所と風呂場の利用時間帯を適切に割り当てることで、宿泊者受け入れ態勢を構築するため、生物進化のメカニズムに学ぶ遺伝的アルゴリズム(GA)(2)の活用を試みた。その結果、適切に解候補の得られることが判明し、提案手法の有効性が確認できた。
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© 2019 一般社団法人 産業応用工学会
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