横浜国立大学環境情報研究院
横浜国立大環境情報研究院
2004 年 32 巻 p. 327-333
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猿害は, 種々の防御策がとられてきたにも拘らず顕著に減っていない. 猿害急増の背景には, 自然林の大規模伐採等人為的な環境変動がサルの環境適応能力を発現させたためと考えられる, 本研究では, 鹿児島県屋久島を対象に, 被害低減に効果的な自然林および農地の配置決定を目的とし, ロジスティック回帰分析により, 被害レベルに対する空間要素の近接性の影響を調べた. その結果, 農地が森林, あるいは川幅の広い河川と離れていること, 幅員の広い道路と近いことが, 被害レベルを緩和することが示唆された.
環境システム研究
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