抄録
シェイプ・フロム・フォーカス法を用いた2.5次元形状計測は従来から良く知られている。画像内の合焦点部分を求める手法としては3×3画素ラプラシアンフィルターを用いた例がある。このフィルターは、画像を微分することによりコントラストが大きい部分を合焦点部分として抽出しようとするものである。本研究では先ず(1)合焦点部分を求めるためにどのような微分フィルターが良いかを検討した。この考察をもとに最適と考えられるフィルターを用いて、対象物の合焦点部分を抽出した。これに加えて(2)特定の対象物部分(アオコ)を選択的に抽出するために、特定の色相を有する部分を抽出した。これら(1)合焦点部分抽出画像と(2)特定色相部分の画像から焦点が合致したアオコ部分を抽出する。これらの合焦点抽出を行った多数の画像からアオコの2.5次元分布を求めた。