電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-2P-05
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誘電泳動集積法を用いたZnOナノワイヤアセチレンセンサの作製と白金修飾による感度向上
*川邊 祐貴李 栗林 大貴中野 道彦末廣 純也
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抄録
油入変圧器の長期運用によって内部に熱的、電気的な負荷がかかると、絶縁油や絶縁紙が分解され、炭化水素系ガスが発生する。このうち、特にアセチレンは変圧器油中ガス分析の指標ガスとして広く用いられる。近年、アセチレンを検出するデバイスとして、酸化亜鉛(ZnO)を用いたガスセンサが注目されている。我々はZnOナノワイヤを誘電泳動力により電極間に集積させるセンサ作製法を提案し、実際に作製したセンサを用いてアセチレンガスを検出した。また、ZnO表面に触媒として白金を修飾することで、感度の向上を目指した。
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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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