精密工学会学術講演会講演論文集
2004年度精密工学会春季大会
セッションID: B14
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研磨加工技術の新展開(1)
ピラミッド構造研磨パッドの研磨特性に関する研究
*佐藤 隆之介市田 良夫森本 喜隆輿水 智
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抄録
表面が砥粒を含有した多数の微小ピラミッドから構成されるパッドを用いて無酸素銅の研磨を行いその研磨特性を検討した.工作物とパッドの実接触面積がある一定の値に達するとピラミッド頂上部の摩耗の増加は非常に緩やかとなり,このときの実接触面積と研磨圧力から得られる実研磨圧力は研磨圧力によらず一定の値となった.また研磨作用面には目詰まりは見られず,脱落砥粒や切りくずはピラミッド間の隙間から効率良く排出された.
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© 2004 公益社団法人 精密工学会
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