精密工学会学術講演会講演論文集
2010年度精密工学会春季大会
セッションID: A47
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サービス工学に基づくサービスCADシステムの提案(第86報)
TRIZの矛盾マトリクスを用いたサービス改善案の導出事例
*原 辰徳下村 芳樹新井 民夫
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抄録
多様な顧客要求への対応、柔軟性と安全性との両立等、設計においては二律背反の要求充足を求められることが珍しくない。著者らは、こうした対立構造(矛盾)の早期解消がサービス設計の効率化上の重点課題であると位置付け、(1)機能語彙表現と(2)設計パラメータの値域に基づく矛盾検知の方法をこれまでに導入した。本報では、本手法を展開し、TRIZの矛盾マトリクスの参照によりサービスの具体的な改善案を導出する。
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© 2010 公益社団法人 精密工学会
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