精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会春季大会
セッションID: M43
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デジタルデバイス導入によるパターン投影法の高機能化
第1報 デジタルモアレパターンの投影による正弦格子の作成
*吉澤 徹山本 将之
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抄録
最近のパターン投影法においては計測の高速化とフレキシブルな装置の実現のために,バイナリパターンをぼかして近似的な正弦格子を投影する手法が行われている。しかし,どの程度のデフォーカスが適切かは経験に依存しており,また本質的に測定の深度が浅くなる問題がある。我々はより深い測定深度を実現するために,DLPプロジェクタを用いて各種デジタルパターンの投影を行い,さらに高機能化した装置の実現を目指す。第1報としてモアレパターンを投影することにより正弦状の強度分布を有する格子パターンを形成させるとともに,その有用性について報告する。
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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