精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会春季大会
セッションID: G69
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正面研削におけるカップ型砥石作用面上の研削抵抗分布
*若林 稔文藤原 貴典原田 泰典大西 孝大橋 一仁塚本 真也
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抄録
超硬材料を正面研削する際にカップ型砥石作用面上に発生する研削抵抗を実験的に解析し,研削背分力および主分力の分布を検討した.その結果,絶対値は砥石作用面上でほとんど変化が無いが,砥石の接触円弧長で除した単位長さあたりの抵抗値は,砥石中央部で最大であり,砥石端部に至るほど低下すること,また単位長さあたりの背分力と主分力は砥石最外周部から若干内部で発生し,その位置は背分力と主分力で一致することがわかった.
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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