精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会春季大会
セッションID: C24
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N2大気圧プラズマによる表面活性化を用いた光素子の低温接合
*山本 道貴日暮 栄治須賀 唯知澤田 廉士
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抄録
半導体レーザ素子のAu薄膜電極と平滑な表面を有するAuスタッドバンプをN2大気圧プラズマによって表面活性化することにより、大気圧雰囲気中での低温接合を実現した。発光分析からNO及びN2(2nd P.S.)の発光を伴う高エネル ギーの中性励起種が表面活性化に寄与していることが示唆された。N2プラズマを3分間照射したのち、接合荷重680 gf (320 MPa)で接合(接合温度:150 ℃)することにより、 MIL-STD-883G基準値を満足する十分な接合強度が得られた。
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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