精密工学会学術講演会講演論文集
2014年度精密工学会秋季大会
セッションID: L04
会議情報

研磨用冷凍ピンチャックの基板保持特性
*多田 一生吉冨 健一郎餅田 正秋宇根 篤暢
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
薄板試料は反りを有しており,その反りを矯正することなく保持固定することはきわめて難しい.本研究は,これを実現する冷凍ピンチャックを用いた研磨によって,反りのない高平坦度の薄板試料を得ることを目的としている.本報では,基板を保持する冷凍液の融解特性を明らかにするとともに,その塗布法の高精度化を図った.また,石英ガラス基板の研磨実験により,荷重やピン間の冷却水が基板保持に及ぼす影響を明らかにした.
著者関連情報
© 2014 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top