皮膚疾患の治療、美容のため、生体分解性のポリマーを用いたmicroneedleを導波路として光を皮膚中に効率的に照射するOptical microneedle array (OMNA)が検討されてきた。これまでに検討されてきたOMNAは光をそれぞれのmicroneedleの先端に集光するためのmicrolensの焦点距離が長いため基板が厚くなり、高価になる、皮膚中まで進達する光の入射角が限定される等の問題があった。そこで、本研究では、鋼球を使い成型した、球状で焦点距離の短い集光レンズを用いたOMNAを提案する。
