精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会秋季大会
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超音波振動切削による表面テクスチャの創成技術と有用性の評価
*近藤 礼皇櫻田 陽原 圭祐磯部 浩已
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p. 143-144

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抄録

超音波振動を工具刃先に援用することで,振動する切れ刃の運動軌跡が加工面に転写され,微小かつ周期的な凹凸が創成される.本研究では,この凹凸を表面テクスチャと称し,表面改質の手法として接触面に機能性を持たせることができると考える.摺動状態を定量的に判断する手法としてピンオンディスク摩耗試験を実施し,摩擦挙動を明らかにすることで超音波振動切削により創成された表面テクスチャの有用性を評価する.

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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