主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2022年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2022/03/15 - 2022/03/17
p. 684-685
R-SIDMは共振周波数比が1:2となる共振振動を用いて入力電圧を疑似ノコギリ波形としてSIDM駆動を可能とした.しかし積層圧電素子を用いたR-SIDMでは1次と2次の共振振動のノード点が一致せず駆動時の支持損失が大きい.本研究では伝達マトリクス法を用いて設計を行い,積層圧電素子に金属を付加することにより1次と3次の共振周波数比を1:2として疑似ノコギリ波形での駆動を可能とし,かつノード点が一致する構造を見出した.