抄録
コミュニケーションとは、その語源から考えると情報を共有する・分かち合うというところまでを含意しており、「複数の人の間で行われる情報のやり取りのありよう」と定義できよう。慢性腎臓病の臨床においては、患者/家族、スタッフ間、それと院外多職種との間でコミュニケーションが行われており、その成否が医療の質にもつながっていると考えられる。その意味において、より良いコミュニケーションとは何かについて、コミュニケーションを構成する要素、それと臨床において留意すべき事柄を理解し、コミュニケーション向上の取り組みを進めることが慢性腎臓病に携わるスタッフには期待される。