理学療法 - 臨床・研究・教育
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研究論文
動的バランスにおける上肢のバランス反応が姿勢保持能に与える影響
―片脚ドロップジャンプ着地テストによる床反力の検討―
鈴木 陽介, 世良田 拓也, 森 大志, 鈴木 薫, 仁賀 定雄, 小笠原 一生, 中田 研
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2018 年 25 巻 1 号 p. 17-21

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抄録
本研究は,上肢のバランス反応がジャンプ着地動作時の動的バランスに与える影響を探索することを目的とした。健常成人12名を対象とし,前方または側方へ20 cmの高さから片脚ドロップジャンプ着地テストを行わせ,同側の脚で着地した時の床反力を床反力計により計測した。上肢は1)胸の前で組ませる(以下,RES),2)上肢制限なし(以下,CON)の2 条件とした。CON条件では,矢状方向の足圧中心(Center of Pressure:以下,COP)ピーク速度の時刻が利き脚のみ有意に早くなった(前方;p=0.034,側方;p=0.032)。着地直後には床反力とCOPの制御が予測的に行われており,上肢は矢状面におけるCOPの制御に寄与していることが明らかとなった。上肢の制御が利き脚では特に有効に作用することから,上肢と下肢の協調性の改善により動的バランス能力を向上させる可能性があることが示唆された。
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© 2018 社団法人 埼玉県理学療法士会
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