鉄道工学シンポジウム論文集
Online ISSN : 2759-1492
鉄道工学シンポジウム論文集
論文 NS形電気転てつ機を有する分岐器を対象とした状態監視手法の検討
岡本 光生
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2025 年 29 巻 1 号 p. 69-76

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抄録

 分岐器は駅,車両,施設,電気と複数部門が関係すると同時に,機械的な可動部を有するため各部門の定期的な保守作業を必要とする設備である.そのため,従来の定期的なメンテナンスから必要に応じたメンテナンスを行うCBMへの移行を行うことで,検査周期適正化と転換不能の未然防止を目指している.CBMの実現には状態監視のためのセンサ設置が必要だが,NS形電気転てつ機にはそれらの機構が存在しない.そこで,本研究では営業線上のNS形電気転てつ機を有する分岐器に対して長期間設置可能なセンサの開発,安定したデータ取得,および,それらによる分岐器検査のシステムチェンジ実現を目指した.また,分岐器転換不能時の各センサ値を取得するため,試験環境で各種の調整不良,転換不能を模擬した検証を行った.

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© 2025 公益社団法人土木学会
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