理学療法学
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研究論文(原著)
肥満度・筋力・柔軟性と運動機能不全との関連
—小学生を対象とした横断研究—
長田 悠路 鴬 春夫近藤 慶承中宿 伸哉柳澤 幸夫平島 賢一芥川 知彰後藤 強大西 康平笹山 明美廣瀬 良平澁谷 光敬篠原 明宏
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2026 年 53 巻 1 号 p. 10-17

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抄録

【目的】小学生の間で身体活動の減少や遊び行動の変化が近年観察されている。そこで本研究では小学生における身体機能の個人差と,運動機能不全(しゃがみ込み困難,前屈・後屈時痛み,四肢の痛みや動かし難さ,姿勢の非対称性)との関連因子を明らかにすることを目的とした。【方法】私立小学校1~6年生で,2025年に運動器検診を受けた308人を対象とし,肥満度,握力,立位体前屈,反復横跳びを評価した。これらと運動機能不全指標との関連をロジスティック回帰分析により検討した。【結果】肥満度(オッズ比2.45[1.61–3.73])はしゃがみ込み困難と関連し,月齢(オッズ比0.54[0.33–0.90]),性別(オッズ比0.19[0.05–0.65])が後屈時痛みと関連していた。【結論】肥満度がしゃがみ込み可否や立位姿勢の左右差といった運動機能不全と関連する可能性が示唆された。これらの関連因子を踏まえ,運動器検診後の事後措置のあり方について検討する必要がある。

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© 2026 日本理学療法学会連合

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