理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原 著
階段昇段における単脚立脚相の時間違いが運動効率に与える影響
吉田 忠義梁川 和也藤澤 宏幸
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2013 年 28 巻 4 号 p. 501-504

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抄録
〔目的〕階段昇段における一足一段の単脚立脚相の時間違いが運動効率(NE)に与える影響を明らかにすることを目的とした.〔対象〕健常成人男性11名を対象とした.〔方法〕階段昇段は鉛直方向への速度3.5 m/minの一足一段として,時間条件を単脚立脚相のステップ頻度に自然に合わせた(普通)と単脚立脚相の時間を短くした昇段(短縮)の2条件とした.各条件での昇段時間は3分間で,酸素摂取量(VO2)及び心拍数を測定し,NEを算出した.VO2とNEに対して,時間条件の比較のために対応のあるt検定を行った.〔結果〕VO2は短縮が普通よりも低い値を示した.NEは短縮が普通よりも高い値を示した.〔結語〕階段昇段におけるNEは,単脚立脚相の時間を短縮することにより,改善できることが明らかになった.
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© 2013 by the Society of Physical Therapy Science
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