理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原 著
二重課題練習における注意の指示の影響
城野 靖朋金井 秀作後藤 拓也原田 亮藤高 祐太谷出 康士長谷川 正哉大塚 彰
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2013 年 28 巻 4 号 p. 533-537

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抄録
〔目的〕本研究の目的は,運動課題と認知課題の二重課題練習において,注意に関する指示の影響を明らかにすることである.〔対象〕健常成人60名を対象とした.〔方法〕二重課題練習で注意を運動課題に向ける条件,認知課題に向ける条件,注意の指示を与えず自由選択できる条件,練習を実施しない条件を設定し,練習前後の各課題パフォーマンスを評価した.〔結果〕dual-taskの運動課題パフォーマンスおよび高難易度運動課題パフォーマンスは,練習期の注意配分を自由に選択できる条件で向上した.〔結語〕健常成人を対象にした本研究では,注意の指示を与えない二重課題練習が,運動課題パフォーマンス向上に効果的である可能性が示唆された.
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© 2013 by the Society of Physical Therapy Science
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