理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
単一課題歩行時と二重課題歩行時における眼球運動の比較検討
山田 和政千原 壮智木村 大介古川 公宣渡邊 和子
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2018 年 33 巻 1 号 p. 141-144

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抄録
〔目的〕単一課題歩行時と二重課題歩行時における眼球運動を比較検討した.〔対象と方法〕若年健常者14名に対し,計算課題の有無による歩行時の両眼の合成運動角度を,眼球運動測定システムを用いて測定・比較した.〔結果〕両眼の合成運動角度は,計算課題なしでの歩行時と比較して計算課題ありでの歩行時で有意に増大した.〔結語〕二重課題歩行時の眼球運動の増大は,計算課題処理に必要とされる注意配分の増加により引き起こされ,計算しながらの歩行では,前方の視界への注意力が低下していることが示唆された.
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© 2018 by the Society of Physical Therapy Science
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