抄録
〔目的〕片脚立ち上がりテストについてその可否に関わる要因を再検討すること.〔対象と方法〕男子高校サッカー部員78 名の効き足78脚を測定肢とした.測定項目は,40 cm,30 cm,20 cm,10 cm台からの片脚立ち上がりテスト,Single leg triple hop test for distance,下腿傾斜角度,閉眼片脚立位保持時間とした.〔結果〕10 cm台からの立ち上がりが可能であった群は20 cm台からの立ち上がりまで可能であった群と比較し下腿傾斜角度が大きく,閉眼片脚立位保持時間が長かった.〔結語〕10 cm台からの立ち上がり動作の可否には足関節可動域や姿勢制御能力が影響するため,考慮して評価する必要がある.