理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
疼痛により肩関節可動域訓練の難渋するケースの新アプローチ方法
入野 隆仁
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キーワード: 肩関節, 腋窩神経障害, 疼痛
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2018 年 33 巻 2 号 p. 273-276

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抄録

〔目的〕疼痛により肩関節可動域訓練の難渋するケースで,複数の肩関節を単独で動かして改善がみられるか評価した.〔対象と方法〕腋窩神経領域に疼痛が発生し,関節可動域改善がみられない肩関節疾患患者32名へ,肩関節の分離した運動を行った.〔結果〕訓練前後の患側屈曲角度/健側屈曲と患側外旋角度/健側外旋に有意差が認められた.患側屈曲・外旋変化率の関係について,両変数に有意な正の相関が認められた.〔結語〕複数の肩関節の動きを分離することで,難渋する肩関節疾患の改善が行える可能性が考察された.

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© 2018 by the Society of Physical Therapy Science
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