理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
拡散テンソル画像および拡散テンソルトラクトグラフィーの定量解析手法における信頼性の検証
伊藤 兼中島 弘之増田 優作川尻 将太森 憲司千鳥 司浩
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2024 年 39 巻 1 号 p. 12-18

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抄録

〔目的〕拡散テンソル画像(DTI)と拡散テンソルトラクトグラフィー(DTT)の解析において,関心領域法とtract specific analysis(TSA)の再現性の違いを明らかにすること.〔対象と方法〕対象者は,健常な男女17名(年齢32.8 ± 6.8歳),検査者は理学療法士3名.関心領域法(フリーハンド,楕円形,球形)は中脳大脳脚,TSAは皮質脊髄路の線維束でfractional anisotropy値を解析し,検者間信頼性を比較した.〔結果〕TSAはフリーハンド,楕円形と比較して有意に信頼性が高く,球形と有意差がなかった.〔結語〕DTIとDTTの解析において,関心領域法のうちフリーハンドおよび楕円形よりもTSAの再現性が高く,球形とTSAは再現性に差がないことが示唆された.

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© 2024 by the Society of Physical Therapy Science

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