理学療法のための運動生理
Print ISSN : 0912-7100
慢性期脳血管障害患者における心電図QT時間の日内変動
岩月 宏泰石川 敬
著者情報
ジャーナル フリー

1993 年 8 巻 2 号 p. 71-74

詳細
抄録
慢性期脳血管障害患者(CVD)62名と健常者20名を対象として、Holter心電図を装着し、24時間の心電図RR間隔、QT比の日内変動を検討した。両群ともRR間隔は日中が短く、夜間にかけて延長の傾向を認めた。QT比はCVDが全ての時間帯で健常者より有意な高値を示し、正午にピークを認めた。QT時間の延長は致死的心室性不整脈発生の前兆と考えられており、運動によって誘発されることから、早朝から正午にかけてCVDに運動を行わせる際には、充分な観察が必要であることが示唆された。
著者関連情報
© 理学療法科学学会
前の記事 次の記事
feedback
Top